「労働契約法制」学習スライド・講師用シナリオ
―「働くルール破壊計画」の進行を許すな!−
厚生労働省研究会が考える「労働契約法制」が成立したら、
何が、どうかわるのか
「その正体は ⇒ 会社の都合でいつでも賃金・労働条件の引き下げができる」 本人同意は二の次とされてしまいます。
(1)まずは学習活動をすすめ、職場の仲間に、「働くルール破壊計画」が進行していることを広く知らしめ、運動の底力をつけておくことが大切です。 (2)つぎに、実態をふまえた要求の声をあげることが大切です。採用から、雇用関係の終了にいたる、あらゆる場面に関連して、わたしたち労働者が職場で抱えている問題、労働者の実態をまとめ、それをどうするのか、要求とあわせて、審議会に意見提出+資料提出していく運動が求められています。
審議会では、冒頭、研究会報告をベースとした審議はしない、ことを公労使で確認し、これからの審議は、働く現場で直面している問題をとりあげ、それをいかに解決するか、という視点からはじめることになっています。現場の声で、学者の机上の議論を打ち破る好期です。 労働諸法制の改悪は、憲法法改悪にも連動するものです。「働くルール破壊計画」に対抗し、仲間の力を結集し、国民的共同を広げてたたかおうではありませんか。