月刊全労連 2011年7月号(通巻174号)目次 Gekkan ZENROREN 7 No.174
■ 論文 ■
労働法における「労働者」とは何か
─業務委託契約などによる就業者について─
龍谷大学名誉教授 萬井隆令
■ 特集 ■ 最賃・賃金闘争の再構築で住民本位の復興を
2011最賃闘争―情勢と取り組み
震災からの早期復興のためにも、賃金の改善を
全労連調査局長 伊藤圭一
最低賃金のそもそも
〜地域別最低賃金制度の基本
全労連調査局長 伊藤圭一
最低賃金・最低規制の地域でのとりくみを新たな段階へ
―経済団体懇談、公契約アンケートから見えてきたもの―
京都総評副議長 辻 昌秀
トラック運輸産業の低賃金構造の打開に向けて
―トラック最賃の確立と集団的労使関係を軸に年収700万を―
建交労全国トラック部会副部会長 中島 均
医労連の賃金闘争・最賃闘争の前進に向けて
日本医労連書記長 相澤幸敏
切実さ極まる最低賃金闘争の意義
生協労連委員長 桑田富夫
「春闘再生」のスタートを切った2011年春闘
―団結・組織力強化にむけた努力で賃金底上げ―
JMIU書記長 三木陵一
最賃運動、人勧闘争、公契約適正化運動は賃金底上げの重要課題
福祉保育労書記次長 仲野 智
雇用安定と均等待遇実現求める「誇りと怒りの大運動」
―自治体非正規雇用労働者の賃金・最賃闘争―
自治労連中央執行委員 松尾泰宏
■ 国際のページ ■
「我々の行動に力を!」
仏CGT金属労連第39回大会に参加して
JMIU中央執行委員 久松博行
■ 職場ホットライン ■
医療職場を襲った大震災 人事異動の延期を求めて
医労連岩手県医療局労組委員長 中野るみ子
■ 労働相談の窓 ■
まともな労組を求める労働者たち
栃木労働相談センター相談員 佃 徹
■ ただいま奮闘中 地域労連 ■
被災者・避難者が主人公の復興めざし
福島・福島地方労連事務局長代行 山田照夫
■ ODA@ZENROREN 湯島からのメール ■
「災後」の労働運動
全労連事務局長 小田川義和
■ 文化のページ ■
書評 安斎育郎著『福島原発事故 どうする日本の原子力政策』
特殊法人労連原研労委員長 岩井 孝
詰碁・詰将棋
編集後記・次号予告
● 表紙写真●「不眠不休で働く建設労働者」=国公労連全建労仙台支部提供
(写真)「被災者本位の震災復興の実現、雇用と暮らしを守れ、最低賃金実現」諸要求実現5・25中央行動は、中央総決起集会(2011.5.25 日比谷公園野音)のほか、原発被害者救援・原子力行政の転換を求めた経産省前行動、東電要請や公務員賃金引き下げ阻止を求める総務省前行動など霞が関要求行動、国会請願デモ、国会議員要請、早朝宣伝などが取り組まれた。
|