年金共済のよくあるご質問
1.加入について
①「年金共済」の制度について
Q1. 「年金共済」に加入するメリットは何ですか
A1. Aコースは個人年金保険料控除、Bコースは生命保険料控除の対象になり、所得税・住民税を軽減できます(年収・保険料・既にご加入の保険契約等により、税軽減効果は異なります)。
また、加入後も、掛金が増減でき、無理なく老後資金などが貯まります。
また、加入後も、掛金が増減でき、無理なく老後資金などが貯まります。
Q2. 若いうちから「年金共済」に加入するメリットはありますか
A2. 若いうちから加入すると、掛金を払っている間は毎年、生命保険料控除が使えるので、所得税・住民税の軽減効果が大きくなります(年収・保険料・既にご加入の保険契約等により、税軽減効果は異なります)。
また、少ない掛金で無理なく資産形成ができます。
また、少ない掛金で無理なく資産形成ができます。
Q3. 加入するときに、注意する点はありますか
A3. 加入後、一定期間は積立金が払込掛金の累計を下回る、元本割れ期間があります。
Q4. 元本割れ期間(払込掛金が積立金を下回る期間)はありますか
A4. 元本割れ期間は、月払・半年払は7年未満、一時払は3年未満です。
Q5. 予定利率は、変わりませんか
A5. 現在(2023年2月)の予定利率は 1.15 %です。
ただし、将来、金利水準の低下、その他の著しい世界変動などにより予定利率を変更することがあります。
ただし、将来、金利水準の低下、その他の著しい世界変動などにより予定利率を変更することがあります。
Q6. 配当金は、毎年出ますか
A6. 毎年、財政決算を行い剰余金が生じた場合、翌年度に配当金が出ます。決算実績によっては配当金が出ない年もあります。
ちなみに、過去20年間連続して配当金が出ています。
ちなみに、過去20年間連続して配当金が出ています。
Q7. 委託生命保険会社が破綻した場合、どうなりますか
A7. 生命保険契約者保護機構により、保険契約者保護の措置が図られることがありますが、積立金(脱退一時金・年金等)が削減されることがあります。
Q8. 加入中に死亡した場合、どうなりますか
A8. 加入中に死亡した場合、遺族へ遺族一時金を支払います。
遺族一時金は、積立金に、払込中の掛金1口につき月払1,000円、半年払10,000円を加算したものです。
遺族一時金は、積立金に、払込中の掛金1口につき月払1,000円、半年払10,000円を加算したものです。
Q9. iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入していますが、「年金共済」に加入できますか
A9. 「年金共済」は「拠出型企業年金保険」で、iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)とは制度が違うので、「年金共済」にも加入できます。
「年金共済」に加入すると、iDeCoは別枠の「年金共済」の生命保険料控除を受けられます。
「年金共済」に加入すると、iDeCoは別枠の「年金共済」の生命保険料控除を受けられます。
②加入促進について
Q1. 「年金共済」を他の組合員に勧めるときに、気をつけることはありますか
A1. 「年金共済」は団体契約の「保険」のため、「保険業法」「保険法」の適用を受けます。
他の金融商品と比較したり、「絶対お得」「安心」などと言って募集することできません。
他の金融商品と比較したり、「絶対お得」「安心」などと言って募集することできません。
Q2. 「年金共済」を組合の機関紙で宣伝したいのですが
A2. 募集用宣伝物は、事務幹事会社である大同生命保険㈱の審査が必要です。
審査に2ヶ月ほどかかることがありますので、早めに産別共済会を通じて依頼してください。
審査に2ヶ月ほどかかることがありますので、早めに産別共済会を通じて依頼してください。
③加入資格について
Q1. 家族も加入したいのですが
A1. 加入資格は、労働共済連加盟の共済会の会員のため、組合員本人のみ加入できます。
Q2. 何歳まで加入を継続できますか
A2. Aコース・Bコースともに、満70歳まで加入継続できます。
Q3. 退職した後も、加入を継続できますか
A3. 60歳や65歳で定年退職しても、「年金共済」は満70歳まで自動継続されます。
退職後の加入継続については、所属組合・共済会に問合せください。
退職後の加入継続については、所属組合・共済会に問合せください。
Q4. 組合をやめた場合、加入を継続できますか
A4. 組合をやめた場合の加入継続については、所属組合・共済会へ問合せください。
④加入コースについて
Q1. AコースとBコースの違いは何ですか
A1. 2つのコースの大きな違いは、生命保険料控除の種類です。
Aコースは個人年金保険料控除、Bコースは一般の生命保険料控除の対象です。
Aコースは、少額でも年金で受け取れるので、確実に老後資金を貯めたい方におススメです。
Bコースは、掛金の一時払や、積立金の一部解約、掛金0円ができるので、子どもの学費の積立やマイホーム資金を貯める、退職金の預け先等にも活用できます。
Aコースは個人年金保険料控除、Bコースは一般の生命保険料控除の対象です。
Aコースは、少額でも年金で受け取れるので、確実に老後資金を貯めたい方におススメです。
Bコースは、掛金の一時払や、積立金の一部解約、掛金0円ができるので、子どもの学費の積立やマイホーム資金を貯める、退職金の預け先等にも活用できます。
Q2. AコースとBコースの両方のコースに加入できますか
A2. AコースとBコースの両方のコースに加入できます。
加入申込書は、AコースとBコースを分けて、1枚ずつ記入してください。
掛金引き落とし口座は、同じ口座を記入してください。
加入申込書は、AコースとBコースを分けて、1枚ずつ記入してください。
掛金引き落とし口座は、同じ口座を記入してください。
⑤掛金について
Q1. 掛金は、いくらから加入できますか
A1. AコースとBコースとも、月払掛金5口5,000円から加入できます。
Q2. 掛金は、いくらまで加入できますか
A2. AコースとBコースとも、月払・半年払・一時払(Bコースのみ)、それぞれ1回の引き落としにつき、500口まで加入できます。
月払:1口1,000円×500口=500,000円(50万円)
半年払:1口10,000円×500口=5,000,000円(500万円)
一時払(Bのみ):1口100,000円×500口=50,000,000円(5,000万円)
ただし、年金受取総額が1億5,000万円を超える加入はできません。
月払:1口1,000円×500口=500,000円(50万円)
半年払:1口10,000円×500口=5,000,000円(500万円)
一時払(Bのみ):1口100,000円×500口=50,000,000円(5,000万円)
ただし、年金受取総額が1億5,000万円を超える加入はできません。
Q3. 掛金は、生命保険料控除の対象になりますか
A3. 掛金から制度運営費(月払・半年払は掛金の1.5%、一時払は掛金の0.5%を引いた額が、生命保険料控除の対象となります。
Aコースは個人年金保険料控除、Bコースは一般の生命保険料控除の対象です。
Aコースは個人年金保険料控除、Bコースは一般の生命保険料控除の対象です。
⑥掛金の銀行口座引き落としについて
Q1. 初回の掛金は、いつ引き落としされますか
A1. 春募集は7/22、秋募集は翌年1/22です(金融機関休業日の場合、翌営業日)。
初回掛金が引き落とされた翌月1日に加入成立となります(春募集8/1、秋募集2/1)。
初回掛金が引き落とされた翌月1日に加入成立となります(春募集8/1、秋募集2/1)。
Q2. 口座残高不足等で初回の掛金引き落としができなかった場合、どうなりますか
A2. 初回の掛金引き落としができない場合、翌月22日に2回目の掛金と一緒に引き落としします。2回目の掛金引き落としもできなかった場合は、加入取消となります。
Q3. ゆうちょ銀行から掛金を引き落しできますか
A3. ゆうちょ銀行はお取り扱いできません。
⑦掛金の 一時払(Bコースのみ)について
Q1. なぜ一時払(Bコースのみ)は元本割れ期間が短いのですか
A1. 掛金から引かれる制度運営費が、月払・半年払の1.5に比べ一時払は0.5%と低いことなどから、元本割れ期間が短くなります。
Q2. 一時払(Bコースのみ)だけの申し込みはできますか
A2. 「年金共済」の加入には、月払掛金5口5,000円が必要です。
新規加入で、一時払を申込む場合、月払5口5,000円(Bコース)も併せて申込ください。
既加入で、月払5口5,000円以上(Bコース)の掛金を払い込み中の場合は、一時払のみの追加加入ができます。
「加入申込書」には、追加する一時払の金額を記入してください。
既加入で、全口払込中止中の場合、月払5口5,000円(Bコース)も併せて申込ください。
新規加入で、一時払を申込む場合、月払5口5,000円(Bコース)も併せて申込ください。
既加入で、月払5口5,000円以上(Bコース)の掛金を払い込み中の場合は、一時払のみの追加加入ができます。
「加入申込書」には、追加する一時払の金額を記入してください。
既加入で、全口払込中止中の場合、月払5口5,000円(Bコース)も併せて申込ください。
Q3. 一時払(Bコースのみ)は、いつでもできますか
A3. 一時払は、年2回の募集時(春5/15締切、秋11/15締切)しかできません。
春・秋募集の際に、「加入申込書」を提出してください。
春・秋募集の際に、「加入申込書」を提出してください。
⑧その他
Q1. 加入者証は、いつもらえますか
A1. 加入者証は、初回掛金が引き落としされ、翌月1日に加入が成立してから発行されます。
(春募集:7/22引き落とし、8/1加入、秋募集:1/22引き落とし、2/1加入)
春募集は8月中旬に、秋募集は2月中旬に発送します。
(春募集:7/22引き落とし、8/1加入、秋募集:1/22引き落とし、2/1加入)
春募集は8月中旬に、秋募集は2月中旬に発送します。
Q2. 積立額は、どのように確認できますか
A2. 毎年6月に「積立状況のお知らせ」を自宅に郵送します。
最新の積立額は、産別共済会に問い合わせてください。
最新の積立額は、産別共済会に問い合わせてください。
2.加入中の掛金について
Q1. 掛金の支払が困難になった、または掛金を減らしたい場合、どうすればよいですか
A1. Bコースは、掛金を0円にし、積立金は引き出さず、そのまま積み立てておくことができます。
Aコースは、掛金を0円にすることはできません。
また、Aコース・Bコースのどちらも、月払掛金を5,000円まで減らすことができます。
半年払掛金は、0円にすることができます。
掛金を0円にする(Bコースのみ)・減額する場合、「掛金払込中止通知書」を提出してください。
Aコースは、掛金を0円にすることはできません。
また、Aコース・Bコースのどちらも、月払掛金を5,000円まで減らすことができます。
半年払掛金は、0円にすることができます。
掛金を0円にする(Bコースのみ)・減額する場合、「掛金払込中止通知書」を提出してください。
Q2. 掛金を増やしたい場合、どうすればよいですか
A2. 掛金を増額するときは、春(5/15締切)と秋(11/15締切)の年2回の募集時に「加入申込書」を提出してください。自治労連共済は、月払掛金に限り、毎月募集で増やすことができます。)
「加入申込書」には、増やしたい掛金分のみを記載し、提出してください。例えば、1万円の月払掛金を3万円にしたい場合、増やしたい2万円を書いてください。
「加入申込書」には、増やしたい掛金分のみを記載し、提出してください。例えば、1万円の月払掛金を3万円にしたい場合、増やしたい2万円を書いてください。
3.年金受け取りについて
Q1. 年金はいつから受け取れますか
A1. Aコースは、満70歳に達したとき。または、加入10年以上で満60歳以上に達し、年金受給を申し出たとき。
Bコースは、満70歳に達したとき。または、加入2年以上で満55歳以上に達し、年金受給を申し出たとき。(Bコースの年金受け取りには、年金月額20,000円以上が必要。)
Bコースは、満70歳に達したとき。または、加入2年以上で満55歳以上に達し、年金受給を申し出たとき。(Bコースの年金受け取りには、年金月額20,000円以上が必要。)
Q2. 年金を受け取りたい場合、どうすればよいですか
A2. 「年金支払請求書」を提出してください。
「年金支払請求書」を提出し、年金支払の手続きが完了すると、掛金の引き落としは止まります。
年金額の試算が必要な場合、産別共済会を通じて労働共済連へ依頼してください。
依頼時に、加入者名・生年月日・加入者番号(AB別)・試算基準日をお知らせください。
選択できる年金の種類や年金月額がわかる「予想積立金・予想年金月額試算書」を発行します。
「年金支払請求書」を提出し、年金支払の手続きが完了すると、掛金の引き落としは止まります。
年金額の試算が必要な場合、産別共済会を通じて労働共済連へ依頼してください。
依頼時に、加入者名・生年月日・加入者番号(AB別)・試算基準日をお知らせください。
選択できる年金の種類や年金月額がわかる「予想積立金・予想年金月額試算書」を発行します。
Q3. 年金にはどのような種類がありますか
A3. 年金の種類は、以下の4つです。 (年金ではなく、一時金での受け取りも可能です。)
①5年確定年金(Bコースのみ)
②10年確定年金
③20年確定年金
④15年保証終身年金
※15年保証終身年金は、15年は生死に関係なく支払われ、16年目以降は生存され
るかぎり支払われます。平均余命等をもとに年金月額が計算されますので、平均余命より早く亡くなった場合等は、年金支払総額が年金受給権取得時の積立金を下回る場合があります。
①5年確定年金(Bコースのみ)
②10年確定年金
③20年確定年金
④15年保証終身年金
※15年保証終身年金は、15年は生死に関係なく支払われ、16年目以降は生存され
るかぎり支払われます。平均余命等をもとに年金月額が計算されますので、平均余命より早く亡くなった場合等は、年金支払総額が年金受給権取得時の積立金を下回る場合があります。
Q4. 年金の種類はいつ選びますか
A4. 年金を受け取るときに提出する「年金支払請求書」に記載し、選択します。
Q5. 年金ではなく一時金で受け取りたい場合、どうしたらよいですか
A5. 「脱退・減口一時金請求書」を提出してください。
Q6. 年金の支払月はいつですか
A6. 3・6・9・12月の年4回、各3ヵ月分を支払います。
Q7. 年金を受け取っている途中で、一時金受け取りに変更できますか
A7. 年金を受け取っている途中でも、残りの年金原資を一時金で受け取れます。
加入者が大同生命保険㈱企業保険サービス課0120-501-094(平日9-17時)へ連絡してください。
加入者が大同生命保険㈱企業保険サービス課0120-501-094(平日9-17時)へ連絡してください。
Q8. 年金を受け取っている間に死亡した場合、どうなりますか
A8. 遺族に未払の年金原資を一時金で支払います。15年保証終身年金の場合、保証期間後16年目以降)は該当年の始期に計算した年金月額分1年分の残額を支払います。遺族が大同生命保険㈱企業保険サービス課0120-501-094(平日9-17時)へ連絡してください。
4.解約、一部解約について
Q1. いつでも解約(脱退)できますか
A1. Aコース・Bコースとも、いつでも解約(脱退)できます。
ただし、加入期間が月払・半年払は7年未満、一時払は3年未満は元本割れしますので、注意してください。
ただし、加入期間が月払・半年払は7年未満、一時払は3年未満は元本割れしますので、注意してください。
Q2. 積立金の一部を引き出すこと(一部解約)はできますか
A2. Aコースは、一部解約(減口)できません。
Bコースは、一部解約(減口)できます。
ただし、月払5口5,000円分の積立金は一部解約(減口)できません。
なお、一部解約(減口)した分の掛金は、一部解約(減口)後は引き落としされません。
Bコースは、一部解約(減口)できます。
ただし、月払5口5,000円分の積立金は一部解約(減口)できません。
なお、一部解約(減口)した分の掛金は、一部解約(減口)後は引き落としされません。
Q3. 全部解約(脱退)・一部解約(減口)の手続きは、どのようにすればよいですか
A3. 全部解約(脱退)・一部解約(減口)する場合は、「脱退・減口一時金請求書」をご提出ください。
Bコースで、一部解約(減口)する場合、「脱退・減口一時金請求書」に一部解約(減口)する分の口数を記載してください。加入継続には、月払5口5,000円が必要です。
Aコースは、一部解約(減口)はできません。
Aコース・Bコースともに、全部解約(脱退)はできます。
Bコースで、一部解約(減口)する場合、「脱退・減口一時金請求書」に一部解約(減口)する分の口数を記載してください。加入継続には、月払5口5,000円が必要です。
Aコースは、一部解約(減口)はできません。
Aコース・Bコースともに、全部解約(脱退)はできます。
Q4. 全部解約(脱退)や一部解約(減口)した場合、積立金はいつ入金されますか
A4. 書類に不備がない場合、労働共済連に「脱退・減口一時金請求書」が到着してから10日前後(処理日による)で、積立金(脱退・減口一時金)を振込します。急いでいる場合、書類提出前に相談してください。
また、生命保険会社の決算期(3月下旬から5月中旬)に書類が到着した場合、5月中旬以降の振込となります。急ぎの場合は、書類の余白(中途脱退や減口の下)に、「202×年3月31日脱退(減口)」と記載してください。通常通り10日前後(処理日による)で振込します。
また、生命保険会社の決算期(3月下旬から5月中旬)に書類が到着した場合、5月中旬以降の振込となります。急ぎの場合は、書類の余白(中途脱退や減口の下)に、「202×年3月31日脱退(減口)」と記載してください。通常通り10日前後(処理日による)で振込します。
企 C-2022-0022 (2023年 3月 9日)K7353