全労連青年部第37回定期大会を開催
労働組合の成果を知らせよう
全労連青年部は9月27日、28日に第37回定期大会を全労連会館で開催し、19組織52人が参加した。吉原太一全労連青年部部長が「勝ち取った青年層の賃上げは労働組合の成果であることを伝えていこう」と執行部を代表してあいさつしたのち、秋山正臣全労連議長、西川龍平日本民主青年同盟委員長、平和委員会の岩本悟さん3人が来賓あいさつをした。昨年に引き続き、会場参加のみとする開催形態にし、集まって顔をあわせることでつながりを再構築し、青年部活動を盛り上げていくことを確認した。
青年の要求実現に向けて 仲間をふやそう
執行部からの提案では、はたらく青年の要求を実現するため、あらためて一人ひとりの要求から出発した運動を展開し、多くの仲間を迎えながら活動していくことを呼びかけ、メインスローガン「賃上げも休暇も我慢しない It‘s Union Time 私とあなたの声で はたらく青年の希望を実現しよう」とし、「Ⅰ.学習と交流で組織拡大をめざし、青年運動の発展を貫こう」「Ⅱ.青年のだれもが人間らしく生き、はたらける賃金と余暇やケアを大切にする社会の実現」「Ⅲ.憲法が生かされ 一人ひとりの人権が大切にされる社会をつくる」「Ⅳ.はたらく青年の要求を政治に届ける」を方針の柱に据え、具体化を図る1年間の方針を稲葉美奈子全労連青年部書記長が提案した。
来年2月の沖縄ピースツアーを成功させよう
全体討論では、執行部からリード発言を依頼した道労連(青年協の解散から再開までの取り組み)、全教青年部(若者憲法集会)、石川県労連(サマセミ、DJパーティ、震災)の3組織含め14名(5単産、5地方組織)からの発言があり、来年2月の沖縄ピースツアー成功を含むすべての議案は満場一致で可決された。
吉原太一部長のもと団結ガンバローで決意を固めあい閉会した。役員体制は2名が退任。5名の新役員を含む14名を選出した。
<2024年度役員体制>
- 部 長
吉原太一(国公労連)
- 副部長
村上裕章(JMITU) <新>
用松寛秋(自治労連)
橋本千萌(自治労連)
- 書記長
稲葉 美奈子 (愛媛労連)
- 書記次長
加藤 優弥 (生協労連)<新>
- 常任委員
土田典子(日本医労連)
菅原 拓馬 (道労連)<新>
熊谷 光平 (いわて労連)
杵 島 歩 (東京地評青年協)
後藤 將太 (みえ労連)
板井 冬星 (京都総評)<新>
小原 莉奈 (岡山県労会議)<新>
森 彩 香 (全労連)
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