単産・地方組織御中
2004年5月11日
年金改悪法案の廃案めざす国会会期末までの闘争について
全労連は、7日に「年金闘争本部拡大会議」を開催し、5月19日に「年金改悪法案の廃案をめざす全国統一行動」を設定するなど国会会期末までの行動を確認しました。この拡大会議では、「すべての組合員へのアピール」を闘争本部名で発信し、19日の全国統一行動日には、職場・地域から一斉に「職場決議」の送付と地元国会議員・6月議会への要請、職場訪問の実施、17〜21日を宣伝・対話行動週間とすることなどを決定しました。
いま、年金未加入・保険料未納閣僚への厳しい怒りの声が高まっています。また、自民党の福田官房長官の辞任で幕引きをしようとする自民党への批判も強まっています。
国民無視の3党合意を押し付ける自民党・公明党・民主党への抗議と、未納閣僚の即時辞任、すべての国会議員の納入状況の公開を求めて、参議院段階の年金改悪法案の廃案めざすたたかいを全力で進めていきましょう。
年金闘争本部拡大会議の報告を以下のとおり送付し、単産・地方組織の積極的な対応を要請いたします。
記
国会会期末までの年金闘争について
(1)職場・地域を主体とするこれまでの運動を一層強化して取り組みを推進する。
「5・19全国統一行動」を設定して断固廃案めざしてたたかう。モデル要請書やスポット宣伝原稿などを早急に送付する。
@職場・地域からの運動
◆
19日には、職場・地域行動の決議を一斉にあげ、政府・与党に送付する。そのためのモデル決議案を早期に作成する。また、目に見え・耳に聞こえる行動を地方で取り組む。送付先の一覧は別紙のとおりです。
◆
地元国会議員への要請を強め、時節にあったモデル要請書を作成し送付する。
◆
6月議会への要請を強める。
◆
職場訪問を実施し、年金改悪法案の廃案での懇談・対話を進める。
◆ハンドマイク宣伝などの街角スポット宣伝を重視し、あらゆる機会を通じて一人1ヵ所目標で100万ヵ所以上の宣伝・対話行動を網の目で実施する。宣伝スポット原稿を至急送付する。
◆宣伝テープなどは、地域・当該の声で録音するのが好評。
A中央単産の行動は、上記の取り組みを組合員に知らせ、署名の集約と国会・中央行動参加を呼びかける。
(2)国会行動の予定。
◆本会議や参議院厚生労働委員会開催日
5月11日(火) 12日(水)、13日 (木) ――傍聴行動
18日(火) 20日(木)――20日は座りこみと傍聴行動
25日(火) 27日(木)――傍聴行動
6月01日(火) 03日(木)――傍聴行動
08日(火) 10日(木)――10日は傍聴と座りこみ
◎
委員会傍聴時間は、基本的に9:30、12:30に参議院議面に集合。
◎
本会議は、別途連絡する予定。
◎
25日に、年金者組合は2000人以上、自治労連、大阪も上京団を予定している。
◆国会前座り込み行動=場所は参議院議員会館前 12:00〜15:00
○第07次国会座り込み・議員要請行動=5月12日(水)
○第08次国会座り込み・議員要請行動=5月19日(水) 20日(木)
○第09次国会座り込み・議員要請行動=5月25日(火) 26日(水)
○第10次国会座り込み・議員要請行動=6月02日(水)
○第11次国会座り込み・議員要請行動=6月09日(水) 10日(木)
*
ゴシック字は、委員会傍聴と重なる日程。
*
全労連の5月の集中日は19日と25日に設定する。
◆国会行動の重点
@国会行動と委員会傍聴の強化。
水曜日の座りこみ日は議員要請行動を強める。火曜・木曜は委員会傍聴に集中する。
A5月19日を中心に、すべての地方組織と中央単産は、与野党を問わず、地元国会議員要請(とくに参議院)を重視し、地元事務所への訪問・懇談や、国会議員会館への要請を繰り返し取り組む。
B署名の500万筆の達成と国会提出=署名用紙は在庫があるので必要な組織は連絡を。5月末を目標に集約を行ないます。最低提出日は6月2日です。
C共同デスクを設置し、国会状況の早期一斉送信とホームページの活用
(3)国会状況を踏まえた大宣伝行動の重視
◆毎週水曜日の定例宣伝行動を推進するとともに、5月17日〜21日を全国一斉宣伝・総対話行動週間とする。
@現在、手元にあるチラシはすべて配布しきる。「りんごチラシ」の在庫があるので、必要な組織には無料で送付します。
A必要に応じて版下を作成 ――宣伝ゾーン用にメール送信と版下で送付
19日配布に必要な版下を作成し送付する。
Bスポット宣伝原稿の送付
C全労連新聞の活用
D中央での定例宣伝行動
◎5月12日〔水〕 午後17:30〜18:30 新宿西口
◎全労連・中央社保協で実施。