イラクからの自衛隊撤退を求める請願書
衆議院議長 殿 参議院議長 殿
内閣総理大臣 殿 防衛庁長官 殿
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2005年 月
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小泉内閣は、イラクから各国軍が次々に撤退を始めているにもかかわらず、アメリカにいわれるままに、自衛隊のイラク派兵を続けています。私たちは、イラクからの自衛隊の即時撤退を強く求めます。
自衛隊のイラク派兵は、「大義なき戦争」につづき、多くの市民を犠牲にして軍事占領を続ける米軍を支援するためです。イラク国民が求めているのは、占領軍の撤退と主権を回復したもとでの国の再建です。このことは占領下の暫定国民議会選挙結果でも、示されました。自衛隊がイラクに駐留しつづけることは、イラク国民と敵対し、アメリカの侵略と占領に加担することであり、絶対に許されません。
武力行使を目的とする占領軍を支援するための自衛隊の派兵は、憲法違反です。また自衛隊宿営地への攻撃も続いており、戦闘地域には派兵しないという政府の説明からも、派兵を続けるべきではありません。
自衛隊をいますぐ撤退させ、イラク国民の意思を尊重した新しい国づくりへの支援、国連中心の復興支援へイラク政策を抜本的に転換すべきです。
〔請願項目〕自衛隊をイラクからいますぐ撤退させること
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