衆議院議長 殿 参議院議長 殿
内閣総理大臣 殿 防衛庁長官 殿
小泉内閣は、アメリカにいわれるままに、国民にも国会にもはからず、自衛隊をイラク多国籍軍に参加させました。私たちは、この憲法じゅうりんの暴挙に強く反対します。
多国籍軍の実態は、侵略戦争をおこない、無法な軍事占領を続けた米軍を中心とした占領軍です。イラク国民が求めているのは、占領軍の撤退です。自衛隊が多国籍軍に参加することは、イラク国民と敵対し、アメリカの侵略と占領に加担することであり、絶対に許されません。
そもそも武力行使を任務とする多国籍軍に自衛隊が参加することは、従来の政府見解でも、憲法に違反すると禁止されてきたものです。さらに自衛隊の派兵を、「非戦闘地域」に限り、「武力の威嚇・行使をしない」などとするイラク派兵法についての政府の説明からいっても、多国籍軍への参加は成り立ちません。
自衛隊をいますぐ撤退させ、イラク国民の意思を尊重した新しい国づくりへの支援、国連中心の復興支援をすすめるべきです。
〔請願項目〕
自衛隊をイラク多国籍軍からいますぐ撤退させること
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