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NO WAR ON IRAQ! STOP 有事法制
>イラク派兵反対スポット例 


STOP有事法制
スポット参考例 自衛隊のイラク派兵反対 (03年11月)

有事法制は許さない!運動推進連絡センター  

 ○○のみなさん、こんにちは。私は、△△の○○です。この場をお借りして、自衛隊のイラク派兵に反対する訴えをさせていただきます。

いま、新聞、テレビで報道されていますように、毎日のようにイラクでは、米軍が攻撃され、多くの死傷者がでています。自衛隊を派兵する予定のイラク南部でも、爆弾攻撃があり、多くのイタリア軍の兵士が死亡しました。イラク駐留米軍のサンチェス司令官も「戦争状態になっている」とのべています。ところが政府は、こんな戦争状態のイラクに自衛隊を派兵しようとしています。

だいたい、イラク戦争は、世界中が反対したのに、アメリカが勝手におこなった無法な戦争です。国連のアナン事務総長もアメリカの行動を「国連憲章に根本的に挑戦するもの」ときびしく批判しています。しかも戦争の「大義」とされた大量破壊兵器もみつかりません。イラク国民は、自衛隊の派兵に反対しています。アラブ各国が参加するアラブ連盟の事務局長も「一刻も早く軍事占領を終わらせたい。占領を支援するための自衛隊を歓迎しない」と反対しています。自衛隊派兵は、イラク国民のためでなく、アメリカ軍の支援です。イラク国民が求めているのは、一刻も早い主権の回復であり、国連が中心になった復興支援です。

いま、自衛隊を派兵すると、自衛隊員は殺されるかもしれませんし、またイラク国民に銃口を向けることになります。なぜ、アメリカの無法な戦争と軍事占領を支援するために、日本人の血を流さなければならないのでしょうか。最近、新聞に自衛隊員の恋人のこんな投書が掲載されていました。「私の恋人は自衛隊員です。毎日が不安でなりません。小泉首相の無責任な発言に腹が立ちます。なぜ、戦争が起きてしまったのか、なぜ止めることができなかったのか、いろいろなことが頭をよぎります。自衛隊のイラク派遣、本気でやめて下さい」。

小泉首相は、こうした切実な叫びに耳を傾け、反省し、ただちに派兵計画を撤回すべきです。

なぜ戦争を放棄した平和憲法をもつ日本が軍隊をイラクに派兵しなければならないのでしょうか。自衛隊のイラク派兵には、なんの道理もありません。あるのは、ただアメリカの要求だけです。だから最近の世論調査では、7割もの国民が反対しています。ところが小泉首相も、政府も、イラク派兵計画を国会にも、国民にもまともに説明しないまま、強行しようとしています。こうした態度は、絶対に許されません。

自衛隊のイラク派兵に反対する声をあげましょう。ただいま「自衛隊のイラク派兵に反対する署名」をおこなっています。ぜひご協力くださるようにお願いして、この場での訴えとさせていただきます。