スポット参考例 自衛隊のイラク派兵反対 (2004年2月24日〜) |
有事法制は許さない!運動推進連絡センター
みなさん、わたしは○○○の△△です。きょうは、この場をお借りして、自衛隊のイラク派兵に反対する訴えをさせていただきます。
みなさん。
陸上自衛隊がイラクに入り、活動をはじめました。機関銃などで武装した自衛隊が戦闘地域で陸・海・空そろって活動するというのは、戦後はじめてのことです。憲法9条をふみつけにする暴挙であり、絶対に許せません。自衛隊派兵は間違っていますし、イラク国民のための役に立ちません。ただちに派兵した自衛隊を撤退させることを強く要求します。
みなさん。
いまイラクはどうなっているのでしょうか。毎日の報道でご存知のとおり、占領が泥沼化し、混乱の極みです。先頃、アメリカの調査団責任者が「大量破壊兵器はもともと存在しなかった」と証言し、ブッシュ大統領の支持率もがた落ちです。戦争を始めた「理由」が根底から崩れた大義なき戦争、それに引き続く軍事占領に自衛隊が参加することは、決して、政府が言っているような人道支援でも、国際貢献でもありません。
占領軍を支援するための自衛隊派兵は、イラクの復興支援に役立たず、イラク国民も望んでいません。テレビ・ニュースをみても、イラク国民は口をそろえて、仕事を求めている、日本の企業を望んでいる、といっています。水を供給するなどと言っていますが、武装した自衛隊は、陣地に閉じこもり、イラクの人々の中に入って、人道支援をおこなうことはできません。逆に自衛隊が行くことによって、これまでイラクで人道支援してきた国際ボランティアセンターの代表は、国会で「武装した軍隊が人道支援するのは、中立性が失われ、逆効果。経済効率からも、国連、国際NGOが人道復興支援をおこなうべきだ」とのべています。
いまイラクの人たちが求めているのは、一刻も早く国連中心の復興支援の枠組みに変える、そのもとでイラク人自身による国づくりをすすめるということです。そうしてこそ、世界中も、日本も本当に人道支援ができるのです。企業もイラクに行けるのです。それを妨害しているのがアメリカであり、そのアメリカに追従しているのが、小泉首相です。政府は、国民が「もう自衛隊は行ったのだから」とあきらめることを一番望んでいます。とんでもありません。イラク派兵は長期にわたって行われようとしています。また日本が憲法を守って、平和な世界に努力するのか、それともアメリカいいなりに、地球上のどこであれ、無法な侵略戦争に協力して自衛隊を海外派兵させる道を選ぶのか、が問われているのです。いまこそ、イラク派兵反対の声をいよいよ大きくするときではないでしょうか。
みなさん。
昨年世界の多くの人びとの反対を無視して,3月20日、アメリカはイラク戦争を開始しました。
一年たった3月20日に、世界で数百万以上の人びとがイラク占領やめよと立ち上がります。日本でも全国各地でイラク派兵反対、自衛隊は撤退せよと平和の声をあげようではありませんか。
ただいま自衛隊のイラクからの撤退を求める署名をおこなっています。ご協力いただけるようにお願いして訴えを終わらせていただきます。
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