2003年５月１３日　有事法制は許さない　運動推進連絡センター　

　国会は、有事法案の攻防で、きわめて緊迫した局面に入っています。政府・与党は、一部野党との修正論議をテコにし、明日にでも、衆院特別委員会で採決を強行することを公言しています。わたしたちは、こうした採決強行を絶対に許すわけにいきません。
　いま、アメリカの無法な戦争に参戦する、自衛隊が海外で武力行使する、国民を罰則付きで強制動員するという有事法案の危険な本質を急いで多くの国民に知らせることが決定的に重要です。一刻を争って、声をあげ、ひろげるときです。
　全国の職場、地域、学園で、「有事法案の採決強行を許すな」の声をいっせいにあげましょう。国会に有事法案反対の声を急いで集中しましょう。特別の態勢をとり、街頭で宣伝し、対話・署名をすすめ、宣伝カーもフル回転させましょう。５.１４緊急集会をはじめ、全国各地で集会・デモをくりひろげましょう。
　この瞬間、憲法９条を守ってきた日本の平和勢力の底力をみせて、一気にたちあがることを、こころから訴えます。