第37回評議員会

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 全労連は7月27〜28日、全労連会館2階ホールで第37回評議員会を開き、204人が参加。「1年間の到達点と大会方針の補強」などの方針を決定した。冒頭、熊谷議長があいさつ。坂内事務局長は1年間のたたかいの重点として、改憲を許さないたたかいを強化し「憲法を守る職場の会」の確立や、国民投票法案が強行されようとした場合ストライキをかけてたたかうことを提案した。また、全組織が来年の大会を組織の実増で迎えるために具体的手立てをとること、最賃問題ですべての地方議会に請願行動を行うこと、労働者保護法制を根底から破壊する労働契約法制の法案づくりを阻止するため「全労連闘争本部」を設置することなどについて強調した。「21世紀の新しい労働組合づくりをめざして−全労連組織拡大強化中期計画・第2次案」、「規約改正」を予備提案し、来年の大会にむけ、職場での討議を呼びかけた。

 憲法改悪阻止での共同の広がり、組織拡大、春闘での統一要請書提出や企業通信簿運動、賃金闘争、アスベスト問題での取り組みの強化などについて46人の評議員が発言し、坂内事務局長が幹事会を代表し答弁した。九州ブロック提案の特別決議「よみがえれ!有明海訴訟を支援する決議(案)」が確認された。

 熊谷議長あいさつ

 坂内事務局長答弁


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