広がる「煮えたぎる怒り」
―ネスレの人権侵害は許せない―
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ネッスル日本労働組合 神戸支部のブログ |
スイス系多国籍企業ネスレの日本法人であるネスレ日本で、今大変な人権侵害が行われています。一昨年、最高裁において東京高裁の不当な高裁判決を覆し、ネスレの霞ヶ浦工場(茨城県稲敷市神宮寺字迎山1751/主要製品 キットカット、ネスレクランチ、ネスカフェカプチーノ、ネスレブライト)に職場復帰したネッスル労組の栗村氏に対し、あろうことか昨年9月以降連日のように職制や第二組合役員らが、終業時間直後に10数名から30名近くで取囲み、行動の自由を不当に束縛し、「会社をやめろ!」などの罵声を浴びせ、集団で「やめろ!」コールを繰り返しています。ある時には、新入社員を時間中に同氏の仕事場に連れてきて、「こいつの顔を良く覚えておけ。こんな社員になるなよ」と辱めいじめを繰り返しています。
全労連・兵庫労連・ネッスル日本労組は多国籍企業であるネスレ日本(株)を「ОECD多国籍企業ガイドライン」に違反しているとして日本政府とスイス大使館に申立てをしていました。
ОECDの日本政府連絡窓口(外務省・厚労省・経産省)は9月10日「問題解決を支援するため尽力し、関係者と協議することになる」という「初期評価」を発しました。
しかしネスレ日本はОECDの日本政府連絡窓口の「初期評価」に対して日本政府連絡窓口を含めた「解決のための話し合い」の場を拒否して解決を引き延ばしています。
ネスレ社は、自ら定めた「ネスレ社の経営に関する諸原則」でもОECD多国籍企業ガイドラインについて、その一部を経営に関する諸原則に取り入れると宣言しています。
企業の社会的責任(CSR)が求められている現在社会において、このような人権侵害が公然と職場内で行われていること許されることではありません。
詳しくは「ネスレブログ」で1月30日以来連続掲載して、告発キャンペーンを張っています。
以下のブログをが参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/skyyacht2/
http://rasinban.cocolog-nifty.com/
http://blogs.yahoo.co.jp/yumiyacht
http://d.hatena.ne.jp/skyyacht/
http://blog.livedoor.jp/skyyacht/
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