よりよい介護の実現めざし介護保険制度の改善を
ヘルパーさんは命綱…
自治体の責任で安心の介護を
健康保険や雇用保険への未加入のヘルパーが多いなかで、国・自治体が責任をもって労働条件を改善し、介護の質の向上を図るべきです。
●介護報酬引き上げと利用者負担の軽減措置を
現在の介護報酬はヘルパーの専門職としての賃金と、法定労働条件を満たすものになっていません。
ヘルパーネットでは介護報酬の引き上げと利用者負担の軽減措置を求めています。
●介護予防事業の見切り発車はやめさせよう
現在の要支援のすべての利用者と要介護1の半数の利用者さんが予防介護に移されることによって、経営が苦しくなる事業所が続出。事業所閉鎖やヘルパーの労働条件の切り下げ、解雇などが各地で起こっています。
厚生労働省は介護予防事業の実施について、準備が整わない市町村は、最低2 年間の猶予措置を条例で定めることができるとしています。
●介護職員基礎研修を自治体の責任で開催し、受講費用の公費負担を
現在、年間500 時間の基礎研修の方向が出されています。経験者については研修時間の軽減と、受講費用の公費負担を求めていきます。また、現在の2 級ヘルパーの資格でも働き続けられるように運動していきます。
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