全労連第23回定期大会によせられた海外友好組合からのメッセージ
(メッセージ到着順に掲載)
ネパール労働組合総連合(GEFONT)
親愛なる仲間のみなさん
7月23日〜25日に開催される全労連第23回大会に際し、全労連のみなさんに温かい連帯のメッセージを送ります。私たちは皆さんの最低賃金のたたかいやより良い労働条件を求める奮闘に敬意を表します。貧困問題は、とりくまねばならない共通の問題であり非常に重要です。ネパールの私たちは、貧困とのたたかいと労働者の権利を求めるたたかいを一体でとりくんでいます。私たちは急激な変化と非常に困難な過渡期を体験しています。6年余に及ぶ長い政治的たたかいを経て、私たちは君主制に別れを告げ、民主共和制を確立しました。みなさんはすでに多くを達成し、みなさんの社会は成長とともに安定も得ています。
私たちは、発展の過程における日本の労働組合運動と人々の努力の経験から、多くを学ばねばなりません。ネパールのはたらく人々の困難な状況と比較すると、日本の労働者階級は異なった暮らし方、また働き方をしていますが、それにもかかわらず私たちは、多くの共通性があると考えます。私たちは、地球上の全ての労働者のよりよい生活を求める私たちの努力をグローバルにする必要があります。私たちには助け合い、励ましあい、刺激しあうことが可能です。
私たちは地理的に遠く離れていますが、私たちの気持ちと連帯感が私たちをとても近づけてくれます。全労連第23回大会に際して、私たちは全労連の指導部、草の根の組合員、また全労連の組合員全てにお祝いを申し上げます。大会の大きな成功を祈念いたします。
ムクンダ・ニュパネ
ネパール労働組合総連合議長
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