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　都市とは対照的に、地方では過疎ダイヤが大きな問題に。１時間に１本などという電車の本数では、利用客の使い勝手が悪すぎます。
お年寄りが多い過疎地。病院などへ行くその足の確保が一大事となります。遅い時間帯では、電車がますます少なくなり、中高生は部活動などを思う存分にできません。

　全国的に駅から駅員が減ってきています。ＪＲ７社で4,579駅がありますが、このうち54.1％が無人駅。切符も自動券売機でしか買えず、トラブルがあればインターホンを通してやりとりするというありさまです。電車の到着が遅れても、その放送さえされません。
　無人駅でも地元の人たちにとっては大事な公共交通機関。町内会の人たちが交代で掃除したり、暖房設備を取り付けたりして、駅を守ろうという活動を展開するところも。こうした善意にＪＲは甘えているだけでいいのでしょうか。